小田原 のどか
出展作品
- 作品タイトル ⇩
- 展示場所 D-22 グリーンエリア 六甲山カンツリーハウス
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作品解説
山に現れた単純な形(やじるし)で表現した彫刻は、「そこに何があるのだろう」と思わせてくれます。
この場所は、小田原氏が六甲山を訪れた際に、どこからでも観る事ができる場所として探し出し、「ここ」に作品を展示することにしました。
様々な角度から作品を鑑賞して、自然とともに楽しんでください。
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小田原 のどかNodoka ODAWARA
1985年、宮城県仙台市出身。東京都日野市在住。
主な展覧会歴
2006 | 甑島で、つくる。 (甑島、鹿児島) |
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2009 | 第12回 岡本太郎現代芸術賞入選者展 (川崎市岡本太郎美術館、神奈川) |
2011 | あなたはいま、まさに、ここにいる (静岡市クリエーター支援センター、静岡) |
小田原の作品制作の核となる考え方のひとつに「思考には重力がある」という命題がある。これはつまり、彼女が思考というものを、「ある力がそこに働いていているような動的なもの」としてとらえているということである。「思考には重力がある」という命題はなかなかとらえどころのないものであるが、しかしこのような命題をあえて提示するという姿勢に、彼女が思考というものを単線的な構造におさまらないものとしてとらえ、単線的な思考を超えたところに作品を立ち現せようとしている意志がうかがえるだろう。
《小田原のどか/作品 「 馬 」をめぐる考察 金川晋吾 より》