濱口 直巳
出展作品
- 作品タイトル 水平のある場所
- 展示場所 B-6 クラシックエリア 六甲山ホテル
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作品解説
空間そのものをキャンバスに見立て、インスタレーションを展開している女性作家。
昭和4年に創業した六甲山ホテルを水平で包み、柔らかな質感をもつレイヤー(階層)が美しい場を生み出しました。
クラシックな趣きを残す空間に新たな時間軸を表現します。
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濱口 直巳Naomi HAMAGUCHI
1971年、大阪府出身。京都市在住。
チェルシー・カレッジ・オブ・アート彫刻科卒業。
主な受賞歴/展覧会歴
2004 | Jeune Creation 2004 (Grande Halle de la Villette/Paris) |
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2005 | トーキョーワンダーウォール入選展(東京都現代美術館) |
2007 | 京都府美術工芸新鋭選抜展~2007新しい波~ |
2007 | 大阪アートカレイドスコープ |
濱口氏は空間でのインスタレーション、立体作品制作している。彼女のインスタレーションは空間そのものをキャンバスに見立て制作される。音の反響を可視化させた、細長い棒をリズミカルに宙に浮かすようにつり下げたり、ガラス張りの空間を水槽に見立て、水面をイメージした膜を天井いっぱいに張り巡らし、見上げると水中にいるような幻想体感をさせる作品などがある。今回は近代化産業遺産に登録されている、関西有数の歴史を誇る六甲山ホテルに作品を展示する。
【協力】 河村繊維株式会社