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2011年10月29日

「六甲ミーツ・アート大賞」発表！

六甲ミーツ・アート芸術散歩2011では、全展示作品を対象に、来場者による人気投票で選出する

「六甲ミーツ・アート大賞」を設定しています。

開幕初日の日の9月17日（土）～10月23日（日）まで、ご来場いただいたお客様を対象に人気投票いただいた結果、

下記の通り、六甲ミーツ・アート大賞が決定しましたので発表いたします。

クワクボリョウタ　「LOST#3（組織観察）」

鉄道模型と日用品などを利用して影絵を映し出す作品。

LEDを備えたミニチュアの電車が会場を走り、自然や眼下の街並みなど、六甲山の風景を再構築した世界が影絵によって繰り広げられます。

LOSTは「Light」「Object」「Space」「Time」という4つの要素の頭文字をとったものです。多くの鑑賞者が、その世界に迷い込み（LOST）、いつの間にか我を忘れて作品に見入り、映し出される様々な光景に驚き、感動を覚えます。

角野晃司　「ふたりの家」

「六甲ミーツ・アート芸術散歩2010」に参加し、会期中休むことなく、自らが蓑虫に扮し、来場者とコミュニケーションをとったり、その状況をTwitterでつぶやく作品「蓑虫なう」で、昨年の「六甲ミーツ・アート大賞」を受賞した角野氏。

今回は、鑑賞者が作品の中に入り込める、巨大なふたつの繭を制作しました。

植物園の自然に溶け込みながら、自分や相手のことを見つめ直すきっかけにして欲しいという思いが込められた作品です。

田上桂　「inorganic landscape」

オルゴールミュージアムと六甲高山植物園を行き来できる側道（木道橋）沿いに銀色にペイントしたバラやボタンなどの造花を約1,000本設置しています。

作品の周りには、自然の植物が生息し、季節とともに変化しますが、銀色のバラは変わること無くこの場に存在しています。自然と人工物が共存することにより、これまで見過ごしてきた何気ない風景を、注意深く観察するきっかけになります。

周辺の景観とも調和し、美しい光景を楽しめる作品です。

11月5日（土）に、「六甲ミーツ・アート大賞」の表彰式、および受賞アーティストへのインタビューを行います。

【日時】11月5日（土） 10：05～10：15

【場所】六甲高山植物園西入口すぐ ※雨天の場合は園内ショップアルピコラ

当日植物園ご入園の先着100名様に缶バッチプレゼント！

表彰式の後は、クワクボさんのワークショップを開催！

植物園で拾った自然素材で作品を作り、色んな角度からLEDを当て影を映し出そう！

【日時】 11月5日（土）、6日（日）　13：00～14：00

【場所】 六甲高山植物園