木村充伯
ひもに顔(ひとの巣)/六甲オルゴールミュージアム
木村充伯Mitsunori KIMURA
1983年 静岡県出身、在住
2005年 名古屋造形芸術大学彫刻コース卒業
2007年 名古屋造形芸術大学大学院環境造形研究修了
主な展覧会歴
2007年 | City_net Asia 2007(ソウル市立美術館/韓国) |
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2009年 | 「Il dio delle piccole cose」企画:ピエール・ルイジ・タッツィ(カーサ・マザッチョ/サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ、イタリア) |
2011年 | 木村充伯展(ケンジタキギャラリー、東京) |
アーティスト解説
「風雅、風流ではなく風狂。」(中村史子氏)と評された美術家は、油絵の具そのものを素材として彫刻作品をつくる。ほかにも枝ぶりのくねった複数の木の枝の先端に人や猫の顔を掘った作品や、絵画をティッシュペーパーに転写させた作品など、何れもどこかあいまいでユーモアと弱さを感じるが、併せもつ「怖さ」が病みつきになる作品だ。さらに場所(空間)との関係性が巧みに取り込まれ魅力が増す。六甲山での展示が楽しみなアーティストのひとり。
作品解説
-枝に顔(庭にいぬねこ)-
枝の先端に出現した犬や猫の顔。剪定予定の枝にも彫刻されています。
-ひもに顔(ひとの巣)-
油絵の具そのものを素材に使った作品。表情に注目して見てください。
油を吸う男
2010年
板に油絵具
2.7x 17x 5.5 cm(油絵具部分)
2010年
板に油絵具
2.7x 17x 5.5 cm(油絵具部分)
展示作品
枝に顔(庭にいぬねこ) | ||
ひもに顔(ひとの巣) | ||
制作風景