山本聖子
「厚み・距離・存在」ー六甲高山植物園ガラス室の場合ー / 六甲高山植物園
山本聖子Seiko YAMAMOTO
1981年 京都府生まれ 大阪府在住
2006年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻修了
2004年 大阪芸術大学芸術学部美術学科立体コース卒業
受賞歴
2004年 | 学長賞(大阪芸術大学卒業制作展) |
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2011年 | 六甲ミーツ・アート芸術散歩2011 公募大賞 グランプリ |
2011年 | 東京ミッドタウン・アワード アートコンペ グランプリ |
主な展覧会歴
2010年 | 吃驚[秋AIRプログラム](国際芸術センター/青森) |
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2011年 | VOCA展2011 新しい平面の作家たち(上野の森美術館)東京都 |
2011年 | 東京ミッドタウン・アワード2011 |
※本人写真
撮影:(c)谷裕文 Tani Hirofumi
写真提供:東京ミッドタウン
撮影:(c)谷裕文 Tani Hirofumi
写真提供:東京ミッドタウン
アーティスト解説
山本氏は、学生時代に「器」というフォルムを使って「内と外」「存在すること」について研究してきました。慣れ親しんだマンションが立ち並ぶ景色を眺め、そこにあるはずの人間の生活が感じとれないことに、いつしか「内側」への興味を持つようになりました。作品の多くに使用されている「間取り図」は、フレームとしてあるいは入れ物として、物件広告から丹念に切り抜き情報を削ぎ落とす作業により、空間を想定して描かれた平面図を、三次元へと改めて引き戻すかのようで、それはマンションの外から窓の内側へと、ほんの一歩近づくような感覚であった。
作品解説
触れられそうで、触れられない「距離」に改めて気づくことになります。
「independent empty」
撮影:山本糾 Yamamoto Tadasu
写真提供:青森公立大学国際芸術センター青森
撮影:山本糾 Yamamoto Tadasu
写真提供:青森公立大学国際芸術センター青森