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2014年09月12日
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014 公募大賞&六甲ミーツ・アート大賞 結果発表
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014 公募大賞&六甲ミーツアート大賞 結果発表
▼六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014 六甲ミーツ・アート大賞 ▼六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014 公募大賞
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014では、全出展作品を対象に、来場者の投票により決定する「六甲ミーツ・アート大賞」を設けています。投票は9月13日(土)から11月3日(月・休)まで行い、以下の通り「六甲ミーツ・アート大賞」3賞が決定しました。
グランプリ
三宅信太郎 「山頂の街」 (賞金のご提供:クーパービジョン・ジャパン株式会社)
ドローイングや段ボールなどを使用した彫刻、自身で作った着ぐるみや、テーマに沿ったコスチュームを身にまとったパフォーマンスなどで独自の世界を表現し、国内外で高い評価を得ています。
この度、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014 六甲ミーツ・アート大賞 グランプリ」を受賞した「山頂の街」は、六甲山を開拓したアーサー・ヘスケス・グルーム氏への敬意を表し、作者が会期中、自らをMr.Bluemoon(ミスター ブルームーン)として、ライブペインティングとライブビルディングで“開拓”を進めていく作品です。
作品は「六甲オルゴールミュージアム」の中庭に残るかつてのコテージ跡を舞台に展開します。「本邸」には、これまでの六甲山の歴史が描かれ、「リゾート」には新たな六甲山の街並が建設されています。「灯台」には青い光がともり、新たな街のランドマークになっています。
もう一度完成した「山頂の街」を見に訪れたいと思わせるような作品の持つワクワク感が、多くの来場者の支持を得ました。
展示場所:六甲オルゴールミュージアム中庭付近
準グランプリ
佐川好弘 「胸の土器土器」
「胸の土器土器」は、「自然体感展望台 六甲枝垂れ」の「氷棚」に設置された、これまでの作者による作品の中で最も大きな立体造形作品です。先ず目を引くのは、「ドキドキ」「憧れ」「もんもん」といった言葉が飛び出してくるかのような造形。これらの言葉を支える躯体の表面には、縄文のモチーフが施されています。さらに、鑑賞者は躯体の中に入り、サンドバックのような太鼓を叩いて六甲山の稜線に音を響かせます。太鼓のような「音」で意思疎通をしていた太古の時代から、文字や言葉が瞬時に飛び交う現代までのコミュニケーションの進化をテーマとした作品です。
展示場所:自然体感展望台 六甲枝垂れ
第3位
西山美なコ 「~melting dream~」 (賞金のご提供:一般社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会)
「六甲高山植物園」のガラス室内で、甘い香りを放つテーブルの皿の上のものたち。砂糖で作られたバラの花や装飾は当初の姿を留めることなく、グロテスクな姿に変容し続けていきます。不在感と時間。儚い甘い夢は融け落ち、宴会のさんざめきは止まり、時間がゆっくりと過ぎていく。どんなものであっても、時間や重力、気候によって永久の美しさは存在せず、抗えない自然の力によって姿を変貌させられ崩壊していく。そんなさまを表現した作品です。
展示場所:六甲高山植物園
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014 公募大賞」受賞者が決定しましたので、発表します!
グランプリ 竹久万里子 / たまゆら
審査員による講評
六甲山の風を可視化して、音の風景を作り出そうとした作家の意図が心地よく実現した作品です。また、視覚的にもにも美しく自然に溶け込み、作家の自然体な制作姿勢と共に高く評価されました。
準グランプリ 石井琢郎 辺のふるまい
審査員による講評
シンプルな作品でありながら程よいインパクトがあり、多くの方々が楽しめる作品です。六甲山の自然を深く観察し、高い技術力で「気配」を作品化することに成功したことが評価されました。
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