西村正徳 / Masanori NISHIMURA
西村正徳 / Masanori NISHIMURA
1967年 / 愛知県小牧市生まれ / 兵庫県三田市在住西村正徳 (1990/大阪芸術大学工芸学科金属工芸卒業) は、金属彫刻作品 (野外彫刻等) を主に制作してきたが、近年は場所と関わって行く作品に、表現巾が広がり、素材も様々なものを使用するようになる。
特に最近は素材にテントシートを使用し、大きな空間 (場所) 変容する作品を手がけている。
大きさの割に軽量で表面も柔らかいのも特徴であるため、ソフトスクラプチャーと銘打って発表している。
出展作品解説
作品名 : メガメガホン=オオゴエのフキダシ
気持ちが解放される空間にくると、日頃出来ない様な事がやりたくなるものである。
そこで、六甲山頂から神戸市街の絶景を眺望できるスポットで、『叫ぶ』イメージをカタチにしてみた。
マンガで使用される絶叫フキダシの形と、メガホンの形を重ね合わせ巨大化し、大声を視覚化した作品である。
実際にこの作品『メガメガホン』で、様々な思いを叫ぶ体験ができ、爽快な気分が味わえればと思う。
音量測定器が手元に取り付けてあり、自分の音量(デシベル)を測定する事も出来る。
主な展覧会歴
2001 芸術祭典京公募『京を創る』 優秀賞(御室仁和寺・京都)、
2002 第6回大分アジア彫刻展 優秀賞=本制作コレクション(朝倉文夫記念館・大分)、
2002 Artist In Residence 滞在制作(Sculpture Space・New York)、
2002 日向現代彫刻展2002 大賞=作品コレクション(日向市・宮崎)、
2004 第3回あさご芸術の森大賞展 優秀賞(あさご芸術の森美術館・兵庫)、
2007 大阪・アート・カレイドスコープ(大阪府立現代美術センター)、
2007 個展『光の雨』作品コレクション(ギャラリー北野坂・神戸)、
2008 Sysmex庭園野外彫刻=作品コレクション(Sysmex〔株〕・神戸)、
2009 新たなる架空通信(アートホール神戸)、
2009 Butai展 Fashion Show(ギャラリーけやき・兵庫三田)、
2009 百花撩乱展(兵庫県美術館ギャラリー)(’08)、
2009 西宮船坂ビエンナーレ~プロローグ、
2010 明日を担う西宮作家展(西宮市民ギャラリー)